2024年上半期で見た映画

今年は映画を見る頻度がすごい。例年は年1,2のペースだけど、今年は平均で月に一本のペースで見ています。こんなペースで見たい映画が放映されるのは初めてなので、感想でも書いてみようと思います。

    ゴールデンカムイ

    割とおもしろかったんだけど、漫画で一回見ている内容なので「あー、よく再現できてるね」って感想が8割。串を頬に刺すシーンは実写で見ると怖くて鳥肌立っちゃうね。

    星3

    ボーは恐れている

    ホラーで悲劇なんだけど、悲劇が突き抜けて喜劇になってる感じでおもしろかった。ずっと「チェーホフみたいだなぁ」と思いながらみてました。チェーホフは「かもめ」を演劇で一回しか見たことがないんだけど、その時の感想とこの映画の感想が同じ。

    映画の中で場面転換が4回あるんだけど、テンポよく来るから見てて飽きなかった。

    ミッドサマーよりグロシーンが少なくてよかった。

    星5

    オッペンハイマー

    見てる時は「ああ、これはオッペンハイマーが責められているのを見る映画なんだな」と思いながら見ていました。

    画面の色がモノクロになったり、カラーになったりするのが何なのかは後からネタバレをみてわかりました。時系列もネタバレをみてようやく。やっぱりノーランの映画は難しい。

    トリニティ実験の爆発のシーンはリアルでよかったです。美しさと怖さが同時に来て鳥肌が立ちました。

    星3

    マッドマックス:フュリオサ

    演出というかギミックが前作のオマージュみたいなものが多かったんだけど、「前作のオマージュだ!最高!」とは思わなくて「あーね。もう見たよ。」としか思わなかった。Xでは「さすがジョージミラー!斬新!」って感想がいっぱいだったけど、そんなことないと思います。

    ディメンタスが率いる集団が道に油を撒きながら進軍してたり、バイクシーンが豊富だったり、人食い男爵が意外とまともだったり、そういうところはおもしろかった。

    この映画自体はそんなにおもしろくないけど、この映画みてからもう一回前作みると楽しそう。

    星3

    ザ・ウォッチャーズ

    M・ナイト・シャマランの娘イシャナ・ナイト・シャマランが監督やるぞ!と予告で知って見に行った映画。

    ストーリーの展開とかはお父さんそっくりだね。と思ったら結構がっつり関わっていたそうで。映画の中で主人公の過去とかギミックの謎とかを全部説明してくれるから安心してみれた。

    ナイト・シャマランの映画はわかりやすくて好きです。

    星4

    フェラーリ

    「フォード vs フェラーリとは全然テイスト違うらしいけど、レースシーンメインだよね?」と思って見に行ったら、全然そんなことはなくてエンツォの人生で一番暗い期間を描く映画でした。レースシーンはあるけど、さらっと流す程度。

    この年のエンツォは現役のレーサーじゃなくて経営者なんだから当たり前なんだけど、ちょっと残念。

    最後の奥さんが「金出すからやりかえせよ」っていうシーンが割と印象に残ってる。不倫とかいろいろあったし金に厳しい人だけど、夫が窮地に陥ったときは助けてくれるんだなと。一応愛してはいるんだねみたいな。

    事故シーンのCGがしょぼくて、割と気になった。あんなに飛ぶもんなんだろうか。

    劇場に自動車のTシャツ着た車好きそうな格好の親子が来てて、たぶんタイトルだけで来たんだろうけど、思ってたのとちがっただろうなぁと思いました。

    星3

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